DOP(原産地呼称制度)によりパルミジャーノ・レッジャーノはポー川右岸に位置するパルマ、レッジョ・エミリア、モデナ、ボローニャ、ポー川左岸のマントーバの5地域に生産地が限定されています。 製造は1日に1回のみ、前日の夕方に搾った牛乳を一晩置いて、上層に浮いたクリームを除いた乳(脱脂乳)と当日の朝に搾った牛乳とを混合した乳から作られます。熟成に入って最初の半年間は反転をくり返し、1年以上の熟成をさせたものだけがパルミジャーノ・レッジャーノを名乗ることができます。
この際、中身の仕上がり具合を検査するために専門家は小さいハンマーで外皮を叩いて検査を行います。